火曜日に引き続き、今日は午後7時より学術講演会が行われましたので、ANA クラウンホテルプラザ宇部にやって来ました。
テーマは「みんなで学ぼう睡眠呼吸障害」

一見歯科にはあまり関連がなさそうですが、実際には歯ぎしり防止装置やいびき防止装置を作ることがありますから、睡眠と歯科は決して無縁な話ではありません。

とはいえ頻繁にしているわけではないので、どうしても専門的知識や経験が不足してしまうことは否めません。

なので少しでも裾野を広げるために参加しました。
今回の講演で強調されているのは、睡眠は特に子供の成長に重要だということ。

それは脳に関連して単に頭の成長のみならず、身体の成長にも関わっているそうです。

その睡眠の障害となるのが夜更かしによる睡眠不足…は当然として、鼻づまり等による呼吸障害。

鼻の奥と口の奥にそれぞれ腫れ物ができることで気道が塞がれ、呼吸の機能が低下して、ひどいときには子供でも無呼吸障害を引き起こすのだそうです。

それを手術で取り除けば、子供の睡眠が安定したものになり、疲れにくくなって成績も向上したばかりか、怒りやすかった性格も落ち着いたものになったとの話は、以前矯正によって呼吸が改善したという話と通じるものがあり大いに勉強になりました。
今回の講演を聞いて思ったのはやはり息子のこと。

私の最も身近な存在が、今後の成長に伴いそういった障害が現れるかどうか、これから注意深く見守ろうと思います。