私事ですが、本日43回目の誕生日を迎えました。

もっともこの歳になってしまうと誕生日を迎えた喜びよりも、齢をとったことへの嘆きが大きい。

昔は長いと思っていた43年もの月日が、こんなにも短いものだったのかと愕然とする思いです。

20代の頃など、誰でも一年に一度、一つ歳をとることは仕方のないことと頭でわかってはいても、40代の自分などははるか未来の話であって深く考えてはいませんでした。

でもどうせならば落ち着いた大人な感じのナイスミドルな存在であるべきと思ってはいました。

そして現実はどうだったかといわれると、どう贔屓目に自己評価してもそこまでの域に達しているとは正直思えません( ̄▽ ̄)

肉体の年齢に精神年齢が追い付いていないというのが素直な感想です。

 

とはいえこの年齢になると人間社会という組織の一員として過ごしている以上、好むと好まざるとに関わらず、責任のある立場につくことが多くなります。

実際私自身、父から院長職を譲ってもらっています。

譲ってもらった当時こそ、譲ってもらったのは肩書だけで主権はあってもほとんどの実権は父が握っていましたが、あれから5年、父の診療時間も大幅に減り、それに伴って様々な権限が自然と私に移行してきました。

 

それは私が所属しているもう一つの組織、歯科医師会でも同じことでした。

入会してしばらくの間は、下から数えたほうが早いヒラの構成員であったこともあって、与えられる役割はそう大したことではありませんでした。

ですが、入会して8年ともなると自然と役割は増えるもので、現在は歯科医師会のソフトボールチームのマネージャーを務めています。

仕事は主に練習会場の確保と活動資金の管理。

今日はその一環として、予約した練習場の使用料を支払いに宇部UPRスタジアムに出向きました。

やってることはこれだけなのですが、ソフトボールチームの先生方に対しての責任があると思うと、無意識にプレッシャーがのしかかります。

とりあえず、支払自体は滞りなく出来ましたので、一つ肩の荷は降りました。

もっとも3月になればすぐに5月の予約を取らなければなりません。

 

今はまだこの程度ですが、今後歯科医師会も月日が経てば世代交代も進み、自然と私にも役員の仕事が回る日が来るでしょう。

そうなればこれまで以上に責任が重い立場になる。

歳をとるとはこういうことだと最近感じるようになりました。