天神様といえば学問の神様、普通お世話になるとすれば受験のシーズンで、あと神社に行くとすれば初詣の時ぐらいでしょうか。

とはいうものの、防府天満宮ほどの規模になれば開催されるイベントはそれだけではないようです。

昨日のことですので遅くなってしまいましたが、その防府天満宮で開かれた七夕祭りに行って来ました。

天満宮でどうして七夕なのかは疑問に思うところですが、考えてみれば彦星の本職は牛飼い。

そして天満宮といえば梅以外にもう一つ牛がシンボル。

そんなところから接点があるのかもしれません。

 

着いて早々、境内に入る前に茶会の席がありましたのでまずはそこで一服。

久々に飲む抹茶の味も良かったのですが、天の川と星を模した茶菓子と金平糖、そして渡る船をイメージした笹船が和菓子の表現の奥深さを思わせました。

 

その後いよいよ境内へ。

何度か来たことのある境内ですが、この日は竹で埋め尽くされていまして何とも圧巻。

これほどまでにたくさんの短冊や飾りで彩られた竹を見るのは初めてです。

短冊は無料で願い事が書けましたので、妻と一緒にそれぞれ願いを書きました。

 

それ以外にも、ビニール傘で作った傘玉アート、牛乳パックの灯篭、そして本殿の中には色傘のランプ。

雨がなかったのはラッキーでしたが、生憎の曇り空ではありましたので、夜になるとそれぞれがライトアップされた姿は星空が見えなくても充分楽しめるものでした。

 

ちなみに七月七日は私と妻が初めて会った日でして、それが七夕という日であるのには多少の縁を感じています。

だから短冊には妻が子供たちの願い事を書いたので、私は夫婦和合の願いをしたためました。