妻が息子を伴って会計の仕事を手伝ってくれるようになって以降、前々から診療所最奥部のスタッフルームを少しでも広く使いやすくするようにいろいろと片づけてきたことはこれまでにも何度か投稿してきました。

具体的には溜まりに溜まって骨董品と化したパソコンの山を処分したり、ほとんどというか全く使われなかったシャワールームを物置に改造して備品の一部を移転させたり、カビだらけ穴だらけのマットとクロスを新しく貼り換えたり・・・

そうして空いたスペースを有効活用するため、父が壁に沿ってカルテ用の本棚を作り、今日完成しました。

厳密には今回出来たのは手前側、奥の方は8月中に既に完成されています。

ともあれこれで部屋を片付けようと決意した際に構想した計画はほとんど終わりに近づきました。

その後カルテをしまい、机や備品を配置し直した結果、昔を知るものとしては考えられないほど部屋が広くきれいに片付きました。

ただ驚くべきはこれほど大きな本棚を作っても、診療所にあるすべてのカルテを仕舞い込むことは出来なかったということ。

もちろんこれで診療所全体もだいぶ片付いたのは確かなのですが、それでもまだまだカルテは大量に残っていましたので、それらはまた別の場所に整理しました。

このカルテがこれまでの診療所の歴史であり、重みであると考えると、改めて父が成し遂げてきたことの偉大さを思い知らされます。