

ハイブリッドレジンのブロックをコンピューター制御によって削りだして作成された白い被せです。
保険制度の改正によって、従来は保険診療において原則金属冠(銀歯)しか認められていなかった小臼歯(4,5番目の歯)、7番目の歯が上下4本残っている場合の6番目の歯にこのCAD/CAM冠の適用が認められたため、白い被せを保険診療で入れられるようになりました。

見た目はほとんど解りませんが、重量はジルライトクラウン・セラミッククラウンより軽めです。

・CAD/CAM冠
保険診療(費用は約8,000円(前歯の被せとほぼ同じ)
小臼歯(4,5番目の歯)、7番目の歯が上下4本残っている場合の6番目の歯に使用可、
ブリッジには使用できない
色調もある程度選べる
素材がプラスチックであるため、天然の歯のような質感はない
金属アレルギーを起こす心配がない。
・ジルライトクラウン
自費診療
小臼歯のみならず大臼歯(4番目の歯以降全て)に使用可、故にブリッジにも使える
色調は一色のみで選ぶことは出来ない
鉱物であるためCAD/CAM冠より硬く、質感は天然の歯に近くなる
金属アレルギーを起こす心配がない。
・セラミッククラウン
自費診療
すべての歯に使用可、ブリッジも可能
質感が天然の歯に近くなる
色調を天然の歯にかなり近い状態にまで再現できるため審美性が良い
内面に金属を使用しているため、人によっては金属アレルギーを起こす可能性がある。

