当医院の敷地内には設立当時に父の意向で様々な木が植えられていました。
それから約30年、それらの木々も今や立派に・・・というかもはや自分たちではどうにもならないほど大きくなり過ぎてしまってしまいました。
この見事なまでの茂りっぷりがいかにも森の中的な雰囲気を醸し出して私は好きだったのですが、時折不要になった枝が枯れて落ちてくることがありました。
特に奥のケヤキは写真で見る通り大きく枝が駐車場の方に張り出しており、万が一枝が車の上に落ちようものなら大事故です。
正直、これまでそういった事故がなかったのが奇跡でした。
また、道路沿いの桜もかなり大きくなり、電線に架かってしまったのもずっと悩みの種でした。
ですが今後ともいつ間違いが起こるとも限らない、そこで一昨日思い切って業者に頼んで道路沿いの桜と正面のクスノキ、そしてケヤキの枝をバッサリ枝を切り落としてもらいました。
切り落としの打ち合わせをした後、妻の実家に泊りがけで行っていましたので私も今朝初めて目にしたのですが、その結果がこちら。
一瞬見たときにはちょっとやりすぎの感を持ちましたが、かなりすっきりしました。
あれだけの枝をなくすことは全く惜しくないといえば嘘になります。
ですが今後起こるかもしれない事故を防ぐことが出来たということに関してはホッとしています。
とはいえ視界がかなり開けてしまいましたので、正直落ち着かない。
私がこうですから、ずっと気が生い茂っているところを見慣れている患者さんもきっと驚いてしまうことでしょう。
早くこの光景が当たり前のものだと受け入れられる日が来ることを祈っています。