先日立冬を過ぎて暦の上では冬に入ったばかりですが、じわじわと受験、そしてその後に控える卒業の言葉が少しずつ現実味を見せてくるようになりました。

早いもので歯科衛生士専門学校の講師を勤めて卒業試験問題を作ってから一年、今年も試験問題作成の依頼が届きました。

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今年度、こうして試験問題を作るのは今回で4回目。

順に前期試験、前期再試験、卒業試験受験資格認定試験、そして今回の卒業試験です。

こうして何回も問題作ればさすがに慣れてくると言いたいところですが、実際にはそううまくはいかないもの。

難しすぎず、易し過ぎず、順当すぎるのもアレですがかといって奇をてらい過ぎることはなく、それでもって過去の問題と被らないようにするよう心がけると、なかなか頭を使います。

今さら受験する立場になりたくはありませんし、受験する方が楽だとも思いませんが、作っている側も相当苦労していたんだろうなと、その立場になった時初めてわかりました。

今回も時間はちょっとかかりましたが、何とか作り上げることが出来ました。

 

歯科衛生士になるためには国家試験に合格する必要がありますが、その前に卒業試験を通らなければ受験する資格が得られません。

歯科医師もなる過程はほぼ同じなので自分もその苦労はよくわかっています。

だからこそやるからには簡単に通過させるつもりはありません。

ですが全員それを乗り越えていってほしいと思っています。