端午の節句も間近に迫って来た今日、ようやく感ありありですが鯉のぼりを掲揚することが出来ました。

思えば遅くなったのは自分の出不精のせいですが、ここに至るまでは様々な苦労がありました。

例年なら鯉のぼりシーズンが終わった後、柱は倒して来年まで置いておくのですが、昨年はそれが億劫になり、丸1年柱は立ちっぱなしでありました。

それだけ聞けば鯉のぼりを簡単に揚げられそうですが、鯉のぼりを引き上げるロープを昨年の台風シーズンの際に取り外しており、先端の滑車に付けるために結局倒さなければならず、そしてそれが悲劇の始まりでした。

1年丸々立っていたせいで柱は完全に地面に埋まっており、周りをほぐして引き抜けるようにするのがまず一苦労。

それをまず上に引き上げて倒すのですが、それが出来るのは私と父の2人のみ。

ロープで文字通り引き倒すのですが、2人なので無論危険が伴います。

そしてようやく倒せたと思ったら、1年の間に枯れきってしまったのでしょう。

地面に叩きつけられた衝撃で先端が折れ、柱全体あちこちにヒビが入ってしまいました。

こうなるとわかっていたなら昨年のうちに倒しておくべきだったと後悔しても後の祭り。

ヒビはワイヤーで固定し、折れた先は使える部分までノコギリで切り落としましたが、2メートルほど短くなってしまいました。

立てることに関してはノウハウを積んでいるのでそれほど苦労はしませんでしたが、いざ試験的に鯉のぼりを揚げようとしたところでまたも悲劇(T△T)

今度は引っ張り上げるロープが切れてしまいました。

しかも切れたロープの端は先端の滑車近く( ; ゜Д゜)

取り付け直すために再度柱を倒す羽目になりましたorz

ですがもう一度地面に叩きつけられたら、今度こそ確実に柱は木っ端微塵です。

なので倒す際には負傷覚悟で柱の根元に陣取り、少しでもゆっくり倒れるように支えましたが、怪我しなかったのが不幸中の幸いです。

 

それが昨日までの話で、今朝ようやく鯉のぼりを空に挙げました。

これでようやく父としての責務が果たせた感じがします。

ちなみに揚げる時は危ないので息子はその時家にいましたが、鯉のぼりが空に上がるのを窓越しにずっと見てくれていました(^_^)