下世話な言い方ですが、当診療所も仕事をして金を稼ぐ場である以上、その収支を計算して金の流れを管理する会計の仕事がどうしても必要になります。
診療所が設立されて以降、それは一貫して母が担っていたのですが、私が結婚して以降は妻が母から仕事を引き継いでくれていました。
ところがそれからしばらくして妻が妊娠して中期に差し掛かったころからつわりがひどくなり、それから里帰りと続きましたので再び母が会計の仕事に復帰し、出産後もしばらくは子育てに専念するためそれは続いていました。
そうして一年半近くが経過したわけですが、息子が1歳の誕生日を迎えたのを機に、再び妻が会計の仕事を手伝ってくれることになりました。
とはいっても1歳になったばかりの息子も診療所に連れてきて仕事するから大変です。
今や立ち上がって歩き出すまでに成長した息子がおとなしくしているわけがなく、一人で遊ばせたらどこ行くかわかりませんし、かといって抱えながら仕事をするのも無理があります。
今は仕事を思い出すのを助けるために母も同行してくれますからそれで見てくれますし、私や父やスタッフも手が空いたときには見ることが出来ますが、いつだってそれが出来るとは限りません。
なので妻が仕事をしている間に息子を手放すことが出来るよう、昨日ベビーサークルを買ってきました。
ついでに息子が退屈しないよう、幾つか玩具も入れておきました。
さっそく組み立てて息子を入れてみましたが、結果は上々。
少しだけぐずついた時があったそうですが、ちょっとあやしたら再び調子を取り戻して後は夢中になって遊んだそうです。
私も時々見に行きましたが、そこは息子にとってパラダイスだったようで、非常に楽しそうな顔をしていました。
去り際にはお気に入りのボールを離そうとせず、取り上げたら泣き出すほどでした(^_^;)
これなら母のサポート期間が終了した後も、妻一人でやっていけそうです。
このベビーサークルは軽いので赤ちゃん連れの患者さんが来られた時などにも、持ってきて使うことが出来ます。
妻もそうでしたが、赤ちゃんの世話があるのでなかなか歯の治療をすることが出来ない方が、これで少しでも来院しやすい環境になればと思っています。