先日投稿した通り、私は歯科衛生士学院の講師としての肩書を持っていますが、もう一つ今年からですが厚南小学校の校医としての肩書も持っています。

そのため、6月頃厚南小で全児童の歯科検診をやったのですが、今日は来年厚南小に入学予定の未就学児を対象とした歯科検診にいって参りました。

着いてみると駐車場にはたくさんの校医専用の駐車スペースが・・・。

考えてみれば当たり前のことで、未就学児が受けるのは歯科検診だけであるわけがない。

実際検診項目は内科、眼科、耳鼻科、身長測定等実に盛りだくさん。

どうして今まで気付かなかったのか(-_-;)

だから歯科検診を行う会場も、前回とは違って保健室ではなく、体育館でした。
来年度入学予定の子供達は全部で108人。

昔はもっと多かったイメージがあったのですが、今では1学年100人を越えるのは久しぶりのことなのだそうです。
年齢的には同世代でもやはり子供達の個性は千差万別。

ほとんどの子が素直に口を開けて見せてくれましたが、中にはやはり引き気味の子も。

そして昨今の虫歯予防の意識が浸透しているのか、半数以上の子に虫歯はありませんでしたが、やはりそれも全員とはいかず、虫歯も見つかりました。

大抵の子は小さなものでしたが、中にはほとんど歯がなくってしまったほど虫歯が進行してしまった子もいました。

医療という仕事に就いている以上、思わず顔を背けたくなる現実を目の当たりにすることはままありますが、さすがにその時は言葉を失いました。
もう一人の先生と二人で手分けしたので30分強で検診は終了。

今回見た子供達は来年以降も検診することになるでしょう。

そのときまで問題ない子はそのままで、虫歯があった子供達は治療を済ませていることを祈ります。