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季節は梅雨だから仕方ないとはいえ、現在バケツがひっくり返ったような雨が降っています。

当診療所は高台にあるので、浸水などの水害を被ることはまずないと思いますが、来院される患者さんにとっては大変な天気であることに変わりありません。

そんな大変な天気の中、今日から衛生士専門学校から実習生が一人、当診療所にやって来ました。

 

それに先立ち、一昨日の土曜日にその実習生が挨拶に来ました。

私のことを知っていましたが、それは5月に衛生士専門学校で講義を担当した3年生の人であったので当然だと思っていたのですが、実際はそうではなかったみたいです。

私自身、学校から実習生受け入れの依頼と配属される学生の名前を見たとき、どこかで聞いたことのある名前だと思いましたし、どこに住んでいる人だということもすぐに頭に浮かびました。

ですがカルテを漁ってみても、過去にそのような名の患者さんはなし。

だから講義で会ったことは数えないことにして、初対面だと思って話をしていたのですが、どうもそういう感じではないのでうまく話がかみ合わない。

ですがロッカーへの案内を担当したスタッフが前にも来たことがなかったかと本人に訪ねたところ、彼女が1年生の際に当診療所へ見学に来ていたことがあったとか。

それですべてを思い出し、疑問が氷解しました。

すっかり顔を忘れていましたので、彼女には申し訳ないことをしましたし、何とも恥ずかしい。

ここは懺悔です。

 

そんな感じでちょっと気まずくなりましたが、今日から本格的に実習が始まりました。

期間は9月24日までの約3ヶ月を予定、もっとも間に夏休みやテスト期間を挟みますので実質的にはその約半分ほどとなりますが。

衛生士不足が叫ばれている昨今、彼女のような志をもった方は今後の歯科界にも非常に貴重な存在です。

ここでの経験は将来必ず役に立つと思いますので、頑張っていただきたいです。