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先週に引き続き、今日も厚南小へ歯科検診に出向きました。

今日の対象は1・3・5年生の奇数学年。

ですが前回240台だったのに対して今回は290人ほどと何故か50人近くの増員。

聞いた時には少し気が遠くなりました。

 

とはいえ嘆いたところで人数が減るはずはありませんので、検診は予定通り実行です。

最初は1年生から。

この子たちはついこの間まで幼稚園、もしくは保育園に通っていたばかりでしたからどうしても甥や自分の息子と重なって見えてしまいます。

自分の子供もあと5年すればこんなかわいい姿で学校に通うようになるのだといらん親ばか妄想してしまいました(^_^;

だがかわいいで済むほど現実は甘くない。

そこから徐々に学年が上がっていきましたが、雨でソフトボールの練習が流れてしまった前回と違って、今日は一昨日の練習の疲労が完全には抜けきっていませんでしたから、今日は前回よりも早い時間帯で腕が痛くなってきました(X_X)

 

疲れついでに学年が上がるに従って、成長には個人差があるのだということを実感しました。

立ち上がって診なければならないほど大きい子もいれば、次はかがんでみなければならなかったり、年の割には永久歯に生え変わるのが早い子もいれば、いまだ乳歯がほとんどの子もいる。

人数が多いものですから珍しい歯の生え方をしている子もたまに見つかって混乱したこともありました。

やはり相手が人間だと教科書通りにはいかないのだということを痛感します。

だいぶ前のことですが、「自分にとって一番の先生は患者さんである」という言葉を何かの本で読んだことがあります。

それは日頃臨床の現場に立っている自分にとってもまさにその通りだと思える言葉です。

そして今日もまた、普段あまり見る機会がなかった子供たちの歯を診る機会を得たことで、多くのことを知ることが出来ました。

大変ではありましたが、今後の診療に生かすことが出来そうです。