先週始まった診療所のトイレ工事ですが、土曜日に無事終了しました。
本日はその全容を紹介します。
まず便器の位置ですが、以前は入り口から真正面に設置してあったものを、向きを変えて部屋の奥に移動させました。
これで限られた空間をより有効に活用させることが出来ました。
部屋における占有率を小さくするために便器はタンクレス。
もちろんウオッシュレット、ウォーム便座完備です。
また、洗面台の位置も入って左端コーナーにあったものを、入り口正面に設置しなおしています。
次に床は一段下がっていたところを、外の廊下と同じ高さに上げました。
元々一段下げていたのはホースで水洗することを前提としていたからでした。
しかし時代は今やバリアフリー。
段差をなくしたのはお年寄りや体の不自由な方が出入りしやすいようにとの配慮です。
同時に床もタイルからマット地に変えて、拭き掃除をしやすくしておきました。
蛇足ですが便器の左側、カウンターの上には手すりも設置してあります(洗面台の写真参照)。
最後に紹介したいのは入り口の扉を引き戸にしたこと。
これなら扉が部屋の中に入り込むことによって、ただでさえ狭い部屋がもっと動き辛くなるということもありません。
北向きの部屋なので壁や床も全体的に清潔かつ温かみのある感じの色で整えました。
古臭かったトイレが一新されて、出来栄えには大変満足しています。
来院される患者さんが少しでも快適な気分になれば幸いです。
ただ、あくまでも患者さん専用のトイレなので、私が利用する機会はほぼ皆となるでしょう・・・( ̄▽ ̄)