随分と長い間、ブログを更新していませんでしたが、ようやく投稿するだけの気力が整ってまいりました。

その間に季節はいつの間にか3月に入り、そのわずかな間に春一番、これまでの寒さが嘘のような穏やかな日、そして今日は春雷・春雨とまさに春尽くしといった濃密な気候が訪れています。

そして花壇ではいつの間にか水仙が花を咲かせていました。

 

なぜここまでブログの更新が滞ったのかといいますと、既に一部の患者さんはご存知かもしれないですが、先々週インフルエンザに罹ってしまったからでした。

今冬はインフルエンザが猛威を振るっていたことはご存じのとおりですが、かかりつけの医者の話によれば罹った時点で世間のピークの時期は過ぎていたとのこと。

しかも今冬優勢だったB型ではなく、A型の方だったとか。

当然診療の場に立てる状態ではありません。

幸い当診療所は父がまだ現役ですので、休みを取って診療は父に任せることが出来ました。

 

インフルと分かった初日に熱が出て、その後は咳き込みに苦しみましたが、こうなったら仕方がない。

それ以上に避けたいかったのは妻や息子への感染でした。

特に妻は現在2人目を妊娠しており、つわりもあって看病どころかまともに日常生活を送ることすらできない、というかこんな状況では接触すら厳禁です。

なので私は隣の実家に隔離させてもらい、妻と息子とは接触しないようにしていました。

ですが今年のインフルエンザは殊のほか性質が悪かったみたいです。

分かって以降触れないようにしていたのですが、2日後に息子が発症。

それでも私がまともに動けない以上、妻に世話を頑張ってもらうしかなかったのですが、当の息子は熱があってもいつも通りで苦しんだ様子がほとんどなかったが救いでした。

そして最悪の事態である妻への感染も現時点では起きておらず、妻にとっては災難以外の何物でもなかったでしょうが、そこが不幸中の幸いです。

 

ただ、被害はそれだけにとどまらず、私がインフルで休んでいる間、スタッフの方々が次々にダウン。

そして週末にはとうとう父が発症してしまい、入れ替わりに動けるようになった私が復帰することになりました。

復帰した当日は人手不足に陥るわ、私もまだ体調が万全になったとは到底言えないわで苦労の連続。

疫病が流行るとはこういうことを言うんだなと実感しました。

そんなこんなで先週の前半は父が休み、休んでいたスタッフも徐々に復帰して、今週ようやく身体的にも精神的に余裕を感じられるようになりました。

やはり健康が一番です。

 

ちなみに今回、ワクチンはちゃんと打ってました。

それなのになぜインフルに罹ったのか、それは寝込んでいる最中の2月21日に誕生日を迎えたからでしょう。

その日をもって私は42歳、つまり厄年。

つまり私がインフルに罹ったのはさっそくその洗礼を受けたからに他なりません。

理由は絶対それです。