毎年4月の第2日曜日は山口市にある歯科衛生士専門学校の入学式の日です。

今年は51人の卵たちが、歯科衛生士への門をくぐりました。

その入学式に今年も出席して参ったわけですが、先日行われた卒業式と比べますと、やはり初々しいといいますか、これから始まる学生生活にある一種の期待と不安が入り混じったような、そんな独特の緊張感というものを感じます。

ほぼ間違いなく、彼女たちにとってはこれから送る3年間が人生最後の学生生活。

大いに満喫してほしいと思います。

それはそれとして、何だかんだで私の方は講師就任も今年で4年目。

ですから雰囲気にもすっかり慣れてしまいました。

そもそも仕事といえばせいぜい講師紹介の際に学生たちの前に出て紹介されることと、式の後の記念撮影の際に一緒に納まるだけですから楽なもの。

思えば1年目、初めて講師紹介として他の先生方と一緒に前に並んだ時は緊張したものですが、それを思い起こすと自分でも随分変わったんだなと感じました。

 

入学式と記念撮影が終わった後はこれまた恒例の講師会議。

先ほどの新入生と私が直に接するのは2年後の話。

つまり今は3年生に集中しなければなりません。

関わることで分かったのですが、この学校の最終目標が国家試験合格である以上、カリキュラムは毎年同じというわけではなく、むしろ現在進行形で試行錯誤の連続だということでした。

ですが改良したからといってうまくいくことなどそうそうなく、やってみれば問題点が出てくるというもの。

現場の講師からその問題が指摘され、職員がその要望に沿うようにしているみたいですが、なかなか難しいところがあるみたいです。

とりあえず私に限れば持っている授業のコマも少ないこともあって、昨年と同じようにすれば大丈夫そうです。

 

余談ではありますが、今年は何故か学校のCMを作ることにしたそうです。

15秒ほどで6月頃完成を目指しているそうですが、BGMの段階で既にダメ出しが出ているとか。

いったいどんなCMになるのか、楽しみの様な、不安の様な、複雑な気持ちです。