木曜日の診療は午前中のみですが、本日は障がい者歯科診療の当番日でありましたので、午後は山口市の県歯科医師会館へ出向いていました。

今年はシフトがかなり偏っていたので4月以来実に半年振り。

とはいっても、ついこの前行ったばかりの感覚でして、久しぶりという気はしないのですが・・・。

こちらの診療所の終了時刻からあちらの開始時刻まであまり間がないので、いつも余裕をもって早めに出発するように心がけてはいるのですが、例のごとく今日もバタバタしながらの出勤。

なぜ毎回こうなるのか、永遠の謎です(-_-;)

とはいえ遅刻は免れましたから結果オーライです。

 

今回は隣接する衛生士専門学校の学生が実習の一環で手伝いに来ていました。

そういえば昨年の今頃、つまり障がい者歯科診療に携わるようになってからほぼ一年になっていたわけですが、初めて出勤した際にも実習生がいたような・・・。

自覚はなくとも、なんだかんだで時間は経っていたみたいです。

 

障がい者歯科診療も通算で5回目ともなると、雰囲気や要領もだいぶわかってきます。

ここに来られる方はどうしても健常者とは違いますから、治療を始める前やその最中になだめすかしたり、時には押さえつけて半ば無理やりというのもどうしても出てきます。

これが避けて通れない現実というものでありますが、ほとんどの方がメンテナンス中心の治療ということもあって、治療自体はほとんどの方が今日の予定をきちんと終わらせることが出来ました。

 

障害のあるなしにかかわらず、人は食べなければ生きていけません。

そして歯は食べ物をとるのに最初に使用し、かつ最も重要な器官の1つ。

虫歯や歯周病で歯を喪失することは、極端な話、それだけ健康と寿命を削っているものだと考えています。

縁あってこうして障がい者歯科に携わるようになりましたが、この活動が少しでも障がいのある方々の健康寿命へとつながればそれで本望です。