早いもので今日から11月。

プライベートなことでいえば現在家族が一人増えた生活に変化したわけですが、なんだかんだで妻と二人、育児や家事の役割分担が進み、日課や習慣といったものが出来つつあります。

おかげでまだ一週間も経っていない新生活ですが、随分長いことやっている当たり前のことのように思えてきました。

 

今日は私が校医を担当している東岐波小で来年入学予定の就学時に対する健康診断が行われましたので、午後仕事が終わってから行ってきました。

以前厚南小の校医であった際、就学児健診を行ったときは、内科、耳鼻科等を含めまして体育館でやったものですが、今回は1年生の教室を使う形になりました。

私が使わせていただいたのは1年2組の教室です。

母校であるとはいっても私が在籍していたのは6年生だった時の最後の1年間だけ。

現在の校舎は私が転校した年にちょうど新築だったのですが、在籍時間が限られていたこともあって、他学年の教室についてはほとんど知りませんでした。

それが時を隔ててこんな形で訪れることになるとは不思議なものです。

 

少子化が進んでいる昨今ですが、来年入学する予定の子供たちは77人だそうです。

今年の1年生が103人(それでも私たちの時代に比べればかなり少ない方です)だそうですから、この極端な減り具合には驚かされます。

それを今回は11人ずつ、7つのグループに分かれてそれぞれの科で健診を受けてもらうやり方をとりました。

未就学児といえばまだ5~6才、しかしほとんどの子供たちが素直に口を開けてくれましたから、健診は思っていた以上にスムーズに進みました。

時代を反映してか、虫歯のない子が圧倒的に多かった・・・と言いたいところだったのですが、実際は3:2といったところでしょうか。

しかも虫歯がある子の場合、その本数は1本だけに止まらず、複数本あるのが一般的でした。

やはり小児から虫歯をなくすことはまだまだ夢の話であるのが現実なのだと実感します。

 

ちなみに、東岐波小の歯科校医は私の他にもう一人いらっしゃいまして、その方4グループ、私が3グループ受け持つ形になりましたから、人数が少ないこともあって比較的早く終わりました。

来年はまた人数が増えるそうです。

そして3年後には息子がこの健診を受けることになるのでしょう。

その日が楽しみです。