桜が今まさに満開となっているこの季節、日本全国津々浦々でいろいろな形の新生活が始まっていますが、昨日の私の息子の入園式に引き続き、今日は歯科衛生士専門学校にて入学式が執り行われました。

記憶が間違っていなければ、今回で5回目の出席になるはずです。

出席はしたものの、この時の私の仕事といえばせいぜい講師の挨拶で前に出て紹介されることぐらい。

さすがに慣れた段取りですので特にどうということはございませんでした。

この時当然新入生の正面を向くことになるわけですが、在学生として後列に控えている3年生がどこかしらリラックスした感じがするのに比べ、新入生にはさすがに緊張の表情があるのを見て取れるぐらいの余裕もありました。

右も左もわからない世界にこれから飛び込んでいくわけですが、3年も経てば立派にこの世界の一員として踏み出せるだけの知識と感性を身に着けてくれているものと信じています。

とはいえ私が彼女たちに直接教鞭を垂れるようになるのは3年生になってから。

直近で関わり合いになるとすれば1年半後の戴帽式の時になります。

 

今年の入学式では35人の新入生が入学しました。

毎年50~60人の新入生が入っていたというのに、今年は随分少なく、定員割れを引き起こしているそうです。

なぜそうなったかはいろいろ考えられているようですが、一説には歯科衛生士専門学校の存在自体があまり認知されていないのではないかということでした。

慢性的な歯科衛生士の人材不足がここ最近歯科界では問題になっているのですが、これでは問題解決するどころではない。

微々たるものですが、せめてこのブログで歯科衛生士専門学校の存在が少しでも知れ渡ってくれたらなと願います。