私の新居と実家をつなぐ通り道には金木犀が植えられています。
正直覚えていないのですが、おそらくは実家が建てられた二十数年前に植えられたものだと思います。
とはいえ、当時どちらかといえばそこは裏庭であって普段足を運ばない場所だったので、そこに金木犀が植えられていたことすらずっと忘れていました
ですが新居を建てたことでそれが玄関の真正面に向かい合う形になり、今は毎日目にしています。
写真の通り今はちょうど花真っ盛り。
植えた当初はそれなりに小さい若木だったのでしょうが、今はかなりの大きさです。
当然のことながらそれだけ大きいと匂いの届く範囲が結構広い。
今日は雨だからかいつもよりは範囲が狭い感じがしますが、それでも庭全体はおろか、部屋の中まで匂いが立ち込めるほどの強さです。
だからと言って悪い感じはなく、むしろ部屋中がいい香りに包まれているので大歓迎です。
父も植えた当初は巡り巡ってこのような恩恵を生み出すとは思いもしなかったことでしょう。
これでまた一つ、新居での季節の楽しみが増えました。