毎年この時期になると各地で花火大会が開かれます。

もちろんこの宇部市でもあり、それが昨日のことだったのですが、残念ながら東岐波からでは全く見ることがかないません。

そこで今年は思い切って家族3人で宇部市花火大会に行ってきました。

 

出向いた場所は会場本部のある宇部港。

これまで花火大会を見に行ったことは何度もありますが、会場本部のすぐそばに出向いたことは初めてでしたし、宇部港に出向いたのも考えてみれば初めてです。

しかし会場本部に近づけば近づくほど人が混雑するのは自明の理。

ましてや毎年主催者発表で14万人は集まるイベントともなれば場所取りどころか立ち見に、最悪人ごみに揉まれて花火見物どころではなくなるのではないかと覚悟していました。

それを見越して早く出向いたはいいのですが、3時間前に会場に着いてしまいました。

それだとさすがに早すぎたらしく・・・というわけでもなかったようで、打ち上げ台に一番近いそれこそVIP席とでも呼べるような埠頭は志ある猛者によって既に埋まっていましたが、少し離れれば他はまだがら空きで、おかげで花火がよく見えるであろう船溜まりの最前列に陣取ることが出来ました。

もっともそこから2時間以上待つのは大変でしたが(^^;

しかしその甲斐あってそこから見る花火は見事なものでした。

今回本部席に近い場所に陣取ったことで、案内の放送がよく聞こえましたが、それによって打ち上げはプログラムによって区切られていることを初めて知りました。

道理で小さい花火から始まって大輪の花が咲き誇ったと思ったら、また小さい花火から始まるを繰り返していたわけです。

今回1時間の花火の予定で組まれたプログラムは全部で6つ。

目玉はこのうち3つのプログラムに組み込まれた、今流行りの音楽に合わせて打ち上げる花火。

私は正直、光と音の伝達速度は違いますし、そもそも打ち上げの音が大きいので音楽など聞こえず、全体として滅茶苦茶な演出になるのではないかと期待していませんでした。

ところが、今回は会場の真っただ中にいたのが良かったのでしょうか、まずスピーカーの音が花火の音に負けないくらい大きく、音楽と花火の競演も光と音の伝達速度をきちんと計算されていたみたいで実にうまく合わさっていました。

今回使われた花火は総勢1万発、最後のプログラムではこのうち3千発が一気に使われて壮観なものでした。

1つ残念だったのが、最初に使われた曲が安室奈美恵の「hero」、2つ目が3代目j soul brothersの「ryusei」と私でも知っている曲だったのに対し、3曲目が全く知らない曲だったこと。

セリーヌ・ディオンの曲だということは放送で知りました。

 

ちなみに、私も妻も満喫した花火大会でしたが、息子にとって初めての打ち上げ花火(厳密には生後7ヶ月の時に見たことあるのですが)は刺激が強かったらしく、泣きこそしなかったものの、私の腕にしがみついて終始震えていました。