ノスタルジースナック

今日の午後、診療は休みでしたがそれとは別件で仕事が入っていました。

ですが先方の都合が悪くなり急遽中断になりましたので、妻たっての希望もあって厚南にあるゆめタウン宇部店にやってきました。

目的は赤ちゃん・子供用品専門店の「バースデー」。

最近出来たママ友から情報を仕入れてきたみたいです。

そして妻はもちろん、意外なことに？私にとってもここに来るのは初めてのことでした。

目的はもちろん大きくなってきた息子の新しい服の調達ですが、古今東西こういうことは女性である母親の方が夢中になるもの。

男は黙って荷物持ちとしてついていくと相場が決まっています。

私もご多分に漏れず、息子を専用のカートに乗せて引きずり回されました(^_^;)

当然妻は喜々として超ご機嫌でしたが、私は単に疲れるだけ。

とはいえ私自身は他にここに来た目的があるわけでも、欲しいものが他にあるわけでもなかった訳ですし、これも家族サービスの一環となるのならそれはそれでいいかなとも思っていました。

そんなわけで、このまま私は何もせずに終わると思っていましたが、思いがけず私の興味をそそるものが出てきました。

そもそものきっかけは服を物色するのに時間がかかったせいで息子がグズりだし、ちょうどいいところに授乳室があったので、妻が息子に授乳するために入ったことでした。

その間当然私は待つことになるわけですが、その授乳室の隣には駄菓子屋さんが。

息子が産まれたこともあったのでしょう、一気に少年時代の思い出が蘇ってきました。

思い起こせば小学生の頃、父の仕事の都合で静岡県の三島で暮らしていた時、近所の昔ながらの駄菓子屋さんに、よく友達と駄菓子を買いに行っていたものです。

あまりの懐かしさにいてもたってもいられなくなり、時間つぶしを兼ねて買い物をしました。

安い駄菓子といえど、子供の小遣いではどれを買うかはそれなりに吟味して買っていたものでした。

ですが今の経済力ならより取り見取り。

かつてよく食べていたものから、初めて見るものまで(ただ、１０円だったチロルチョコが２０円になっていたように、いろいろと値上がりしていたのにはちょっとがっかりしましたが・・・）思いっきり心の赴くままに衝動買いを楽しみました。

これだけ買って１２００円というからやはり安い。

ただ、一つだけ疑問に思ったことは、こんなに小さかったかな？ということです。

それだけ月日が経ち、自分が大人になったということでしょう。

ちなみに家に帰って最初に開けたのはラムネでした。

食べること自体ずいぶん久しぶり。

しばしノスタルジーに浸りました。