昨日地家室に出向く途中のことですが、義母から昔住んでいたところの近所の養蜂家さんが新しくカフェを開いたと聞きましたので、早速寄ってみました。
店の名は「KASAHARA HONEY」。
http://kasahara-honey.net/shopandcafe/
国道からの入り口の店が少しわかりにくく、しかもそこから店までの道が狭いうえに傾斜が急で行くのがちょっと大変ではあります。
ですが店は白くて真新しく、内部も明るい感じで、ところどころ蜂の巣をモチーフにした六角形があしらわれていました。
メニューは養蜂家が営んでいるのにふさわしく、ほぼすべてにハチミツが使われており、コーヒーなどの飲み物においても砂糖はなく、ハチミツで甘味をつける徹底ぶりです。
その中で、今回は三種のハチミツトーストを選びました。
理由はハチミツ専門の店ですので、まずはシンプルにハチミツを味わってみたいというのが一つ。
そしてこれなら食べ比べが出来るというのも大きな理由です。
三種のハチミツは左が初夏採り、上がみかん、右が秋採り、それらが自家製酵母のトーストに塗られています。
食レポが出来るほど舌が肥いえているわけではありませんので、明確に報告することは難しいのですが、強いて言うならば初夏採りはいつも食べている市販のハチミツに近い味で三種類の中では一番あっさりしています。
みかんは明確な初夏採りとの区別がつきにくい、ですがほのかに後味にみかんの香りを感じます。
秋採りは前の二つと比べて明らかに濃厚な味で、はっきり他とは違うとわかります。
調べてみたところ入ってはいないはずなのですが、後味に栗の風味を感じました。
現在、大島の名産品としてジャムズガーデンのジャムがあちこちで見かけるようになりましたが、次代の名産品としては間違いなくここのハチミツが取り上げられるのではないかと思います。