ほろ苦い春の味

ジャガイモを植えるときに少し述べましたが、現在畑には収穫できる野菜がほとんどなく、かといって種を蒔くには少しまだ寒いので、現在畑は半分以上が空いており、かなり寂しい状態です。

そんな中、定期的に安定して取れる数少ない野菜が菜花であります。

この菜花、子供の頃はお浸しが大好物で、この季節によく作ってもらった思い出があります。

今はもっぱら鍋の具材、そしてなんといっても天ぷらです。

今日は１週間ぶりに菜花が採れましたので、その天ぷらを作りました。

カラッとした衣に、口に入れるとほんのり苦い味。

大人になった今ではこれが何とも言えない美味なる春の味です。

こういう時に酒があれば言うことなしなのですが、酒に弱い私が飲んでいるときに限って子供に万が一のことがあれば大変ですから、今は我慢しなければならない時なのでちょっと残念f(^_^;)

ただこの菜花、思っていた以上にたくさん採れてしまって食べきることが出来なかった。

昔は出来たと思っていたのに、歳をとると脂っこいものが食べられなくなると言いますが、ひょっとするとそれでしょうか？

認めたくはないものです、己自身の老いというものを。