入学式といえば満開の桜の木の下で、・・・というのが一般的なイメージですが、現実には温暖化の影響か、3月中もしくは4月もほんと初めの頃に満開を迎えることが多く、入学式の時期にはとっくに葉桜に移り変わっているパターンがほとんどです。

ところが今年はどういうわけか桜の開花が遅く、この辺りではようやく満開。

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その満開の桜の元、今日歯科衛生士専門学校で入学式が執り行われ、52名の新入生が将来の歯科衛生士を目指して門をくぐりました。

 

先日、卒業式で3年生を送り出したばかりと思っていたのに、入れ替わりでもう新入生たちが。

あっという間の1ヶ月だったと今さらながらに思います。

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そんなわけで色彩鮮やかな卒業生であふれていた卒業式の思い出がつい昨日のことのようにまだ冷めやらぬまま今日の入学式を見た感がありまして、それと比べるとどうしても地味な印象がぬぐえませんでした。

でもまあ、それも考えてみれば当然のこと。

彼女たちはこれから学ぶためにここに来ているわけですから、浮かれることなく学生の本文を全うしてほしいものと思います。

 

・・・とはいうものの、私が教鞭をとるのは3年生。

一応、式の終わり頃に講師の紹介と挨拶がありましたが、2年後に私のことを覚えている人などいないでしょう(^_^;)

ですが今回で私が入学式に出席するのは3年目。

つまり初めての入学式の際に入った新入生達が、今年は3年生となって私の授業を受けるわけです。

まあ、だからどうしたと言われればそれまでですが、迎えて育てて送り出す教師の寂しさと醍醐味がなんとなくわかった感じがして、ちょっとうまく言葉では言い表せないです。