柳井に滞在していた昨日のことですが、周防大島は安下庄で開かれた魚祭りに行ってきました。
実は元々、一昨日同窓会を終えて柳井に戻った時点でこのイベントのことは知っていましたが、出向くつもりはありませんでした。
きっかけは昨日の朝食後、突然義父からいいポイントがあるのでボートを出すから一緒に釣りに行こうかと誘われたことでした。
一応自前の船釣りの道具一式はありますが、もちろんそんな予定など立てていなかったので持ってきてはいるわけではない。
ですが義父は本業のミカン栽培の他に修学旅行生向けの民泊業も営んでおり、その生徒たち向けに何本か釣竿を持っているのでそれを貸してくれるということでした。
こうなると選択肢は当然決まってしまうわけでして、久々の釣りとあって気分は最高潮、義父と二人ボートを係留してある周防大島は地家室へと連れ立って行くことに。
ところが行く途中までは雨の心配をする程度だったのですが、柳井市内も島の北側も穏やかであったにもかかわらず、今日に限ってこの季節には珍しい南寄りの風が吹いたおかげで地家室がある島の南岸は白波が立っている状態(T_T)
雨は皮肉にも止んでいましたが、とても船など出せる状態ではありませんorz
ついでに言うと今日の天気は穏やかな晴れ。
つくづく今年は釣り運がなかったと痛感します。
仕方がないので、せっかくだから安下庄に立ち寄り魚祭りに出向いたというわけです。
着いて驚いたのは人の多さ。
安下庄は開発が遅れている島の南岸にしては比較的人口が多く、それなりには町を形成している集落ですが、とはいえそれでも人の少ない地域であることに変わりはありません。
ですが、昨日に限ればよくぞこれだけと感嘆するほどの人だかり。
海と商店街の違いはありますが、先日のパンマルシェを思い出させます。
当然魚祭りでしたので、新鮮な魚介類が盛りだくさん。
臨時のいけすにはタイやスズキ、サザエなどが泳ぎ、魚売り場にはタチウオやサワラが一匹丸ごと売られていました。
むろん魚以外にも地元の特産品や加工品が売られています。
もっともその日のうちに宇部に帰りますから持って帰るには大きすぎますし、釣りが出来なかった代わりとして魚を買うのもあまりに惨めなので手を出しませんでしたが。
1つだけ、イリコの詰め放題だけは妻に頼まれたこともあってやりました。
考えてみればこういうのは大抵妻が自分でやるので、私自身がやるのは随分久しぶり。
始めは少し戸惑いましたが、テレビで見た詰め放題のコツを駆使したら案外結構入るもの。
文字通り袋一杯まで取りまくるのはちょっと楽しかったです。