私事ですが、8月も終わりに差し掛かった頃、突然祖母が入院しました。
現在祖母は91歳、寝たきりとまではいきませんが年相応にかなり衰えているところの入院です
今だから言えますが、その当時家族の中で最悪の事態を想定しなかった者はいませんでしたし、実際医者からも万一に備えての緊急連絡先をいくつも聞かれました。
しかし祖母は驚異的な回復力でこれを克服。
元々体の調子が良くないので万全とは言えませんが、それでもこれまで同様自宅で過ごすことぐらいは出来るようになったので、今月15日に退院することが出来ました。
入院の間もちろん見舞いに行くことを考えましたが、私自身が忙しかったことに加え、祖母が入した病棟は結核などの感染者がいる病棟だったため、仮に私一人が行ったとしても、万一菌を持ち帰って息子に感染することがあってはならないということで、祖母本人をはじめとして周囲から行くことは控えるように言われていました。
退院したならもちろん息子を連れてはいけますが、体力の衰えはさすがに回復したわけではなかったので、しばらくは無理と、会うことは出来ませんでした。
しかし今日、ようやく来ても大丈夫と連絡があったので、早速妻と共に息子を連れて行きました。
入院中も、世話を兼ねて見舞いに来た母から写真を見せてはもらっていたようですが、やはり本物とは大違い。
一緒にいた祖父と共に久々に会うひ孫の顔に大喜びです。
思えば最後に息子と会ったのは7月半ばのこと。
そのたった2ヶ月の間に、息子は寝返りを頻繁にするようになり、ハイハイはしないものの4つ足立ちまで出来るようになりました。
最初は周囲の環境が変わったことに気が付いて落ち着きませんでしたが、徐々に慣れた後は上記の成果を惜しげもなく披露。
その成長ぶりを見せ付けました。
そのついでに、先日作った手形足形アートも渡しました。
それらをみた祖父母の笑顔は本当に連れて来てよかったと思わせてくれます。
何度も息子を抱っこしてくれました。
ただ、いくら赤ん坊とはいえ祖母が抱きかかえるには重すぎたため、椅子に座りながらの恰好ではありますが、それでも長時間抱えるのは大変だったようです。
一時は危篤の可能性もあったので、こうして再び息子の顔を見せることが出来て、今日は本当に良かったです。
出来ればまだまだもう少し、息子に二人の思い出が出来るほど大きくなるまで、祖父母には長生きしてほしいものです。