先日の週末、柳井に行くついでに徳山に立ち寄り、祖父の家から石臼を回収したことを投稿しましたが、持って帰ってからの父は相変わらず行動が速く、次の日帰った時には既に臼はトラックから降ろされてきれいにされていました。

ですがこれだけでは当然十分ではなく、杵がなくては餅を作ることなど出来ません。

まあそのぐらいならナフコあたりでも普通に売っているので当然買ってくるものだと思っていましたが、父はその辺に関しても抜け目がなく、しっかりと杵も納屋から見つけて持って帰っていました。

もちろん既に洗浄済みです。

 

ただ、元々が孫のために準備したとはいえ、その当の孫(私にとっては甥です)はまだ5歳と3歳。

幼稚園の頃餅つきを経験したことがあるからわかりますが、そのくらいの子供だと杵を持ち上げることすら困難で、まともに餅を突くなど出来るわけがありません。

だから当然、大人が補助しながらやるだろうと思っていたのですが、父はそれを見越して何と子供サイズの杵まで作ってしまいました。

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杵を作るために使ったのは、臼を運ぶために使ったあの丸太。

確かに既に用済みとはいえ、上手い再利用方法を父は考えたものです。

あまり目が詰まっていない木質だったのか、出来上がりを持ってみると大人なら片手で振れるほど軽い。

これなら非力な子供でも振り下ろすことが出来るでしょう、ひいてはいずれ息子も使うことが出来るはずです。

私も子供の頃、こういうのがあってほしかったorz

もっともいくら杵を持つことが出来るといっても、振り下ろすのが子供の力なら所詮は真似事のみで終わるだろう、と父も思っているみたいですが(^_^;)