本日2月3日は言うまでもなく節分、息子にとってはもちろん初めてのことです。
せっかくだからということで、隣の実家に出向いて私の両親と共に豆まきをすることにしました。
とはいえ一才になったばかりの息子がまともに豆まきなど出来るわけはありませんし、それ以前に豆をうっかり口にしてのどに詰まらせるようなことがあったら目も当てられません。
そんなわけで、もちろん大人用に普通の豆は買ってありますが、息子にはボールを豆代わりにして投げてもらうことにしました(それすらもまともにできるとは誰も思っていませんでしたが・・・(^^;)。
豆まきには鬼が必要ですが、この時のために妻は鬼のお面を準備していました。
もちろん鬼役はこの私です。
ところがこの鬼のお面、私の顔には小さすぎたみたいで、嵌めると思いっきり顔面が外にはみ出していました。
これではどう考えてもネタにしかならない。
・・・と思いきや、これを見た息子はみるみる顔色を変えて大泣きして一目散に祖母の元へ、それでもまだ怖かったのか今度は妻の元へと駆けつけて行きました。
嫌がって泣くことはあっても、人見知りらしい人見知りをほとんどしない息子がここまで怖がって泣くのは見たことがありません。
というより、怖いという感情を見せること自体が初めての様な気がします。
机の上に置いてあった時には普通に遊んでいたのに、何がどう違っていたのか、これではもはや「なまはげ」です。
これを見ていた大人は全員大笑い。
面白かったのは、お面を外した私の方にも泣きながら抱き着いて来たこと。
そこでこっそりお面をつけたらまた大泣き、急いで離れて妻の元へ。
いや、ここまで怖がってくれると鬼の演じ甲斐があるというものです(^_^♪
当然ながらこんな状態で息子は豆まきなど出来はしませんでしたので、代わりに大人に豆をぶつけられました。
成長するに従い、いろいろな人間らしさを見せてくれるようになってきた息子ですが、怖いものがあるというのを見せてくれるのはまた新鮮な気がします。
昔から悪いことをするとお化けが出てくるというのは躾の定番ですが、どうやら息子もその例外ではなかったみたいで、今後の躾に多いに有効活用出来るのではないかと思っています。
もっとも今夜に限れば鬼の恐怖が夢に出て=夜泣きにならないか、そちらの方が心配なのですが・・・。