間もなく中秋の名月。
その頃がサトイモの収穫期と重なっていることもあって別名芋名月とも呼ばれていますが、残念ながら私の畑の芋は収穫まであと一歩といった感じですので、お供えすることは少し間に合いそうもありません。
ですので全く関係ない話になりますが、その代わり今の畑では落花生が収穫の時期を迎えています。
例年でしたらまず苗を買ってそれから植えるといったところですが、近年は前の年に種を残して、そこから自前で全てやりきる方向に重点を置いていまして、今年植えた落花生は昨年採れた物を残しておいて植えたもの。
それ以外にも収穫時に地面に残って、春になって発芽してきたものも掘り起こして一緒に植えてあります。
そうして植え苗ですが、今年は何が良かったのか、好調だった昨年をさらに上回る収穫ぶり。
採れたての落花生を食べられるのは生産者の特権。
ということで初日はシンプルに塩ゆでで食べました。
そして2回目の収穫となった昨日は、テレビで見てからずっと食べてみたいと思っていた私のリクエストで、落花生ごはんを作りました。
レシピの出所はクックパッド、作り方は非常に簡単でしたがなにぶん生の殻は無茶苦茶堅かったらしく、妻は中身を取り出すのに結構苦労したみたいです。
それでも食べてみたかったのは妻も同じだったらしく、出来栄えもよかったこともあって終始嬉々としていました。
肝心の味ですが、思っていた以上に美味い。
普通に考えれば豆ごはんの一種ですが、ご飯にピーナッツの味が移っており、奇妙な話ですがピーナッツ以上にピーナッツの味がします。
ピーナッツ自体も食感のいいアクセントになっていました。
あまりに美味かったので隣に住む両親にもおすそ分け、喜んでくれたみたいです。
余ったご飯は今日バターで炒めてカレーをかけて食べました。
バターで炒めるのはバターなら相性がいいだろうという私の思いつきでしたが、これも間違ってはいなかった。
まだまだ落花生は収穫できますので、しばらくは新しいレシピが楽しめそうです。